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暦塚全景 暦塚正面


暦塚

 東京上野弁天堂境内(本堂南側)にある当業界の碑。第70回記念総会事業の一環として会員からの浄財をもって建立。昭和58年(1983年)5月25日に除幕式が行われ、全国から150名余の会員が列席した。この記念式典の裏方として在京会員の二代目、三代目の若手後継者が結束して活躍。これが後に青年部会結成の芽生えとなった。
 「暦塚」の題字は時の首相中曽根康弘氏による揮毫。碑の上部には「暦」つまり日時を知る原点ともいうべき日時計の文字盤と地球儀を型どったブロンズが据えられている。
 碑の中には今日の業界を築いた諸先輩故人のお名前が永久保存され、現在も毎年初夏に暦塚祭として業界の繁栄に尽くした故人を忍ぶ会が執り行われている。また五年毎に、その期に物故された方のご遺族を招請し、新たな名簿を碑に収めるなどの記念行事が行われている。

 

暦塚に設置した日時計

『暦塚竣工記念誌』より

私達の日常生活から、時・日・月或いは季節、行事を切り離すことは考えられない。 丁度、水や空気と同じように………
これが暦である。
人類の文化は暦に始まり、暦の研究からあらゆる学問がおこり文化が発達した。
暦は人類にとってこれほど大切なものである。
暦を業とする我々は今一度減点に立ち戻ってこの暦を作るために古代からどれほど多くの人々が、 大変な苦労と長い年月をかけて来たかを知る必要があろう。
暦塚にこんな想いを託し、暦塚に接するたびに暦の大切さを認識して戴ければと願うものである。

昭和58年(1983年)5月25日
全国団扇扇子カレンダー協議会
会長(当時)山本慶一